Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第78章 新たな世界へ旅立つ友にエールを贈る~K~
翌々日(火)ー昼休み.喫煙室ー
カズ「うふふ……」
雅紀「カズの顔みてよブキミ……」
潤「どっかのネジが抜けたんだろ?」
智「幸せなんだよ? 見逃してやって……って…… ねえ、何かこの会話前にどっかでしなかったっけ ? オイラが言った言葉も……あ! 翔ちゃんが言ったんだ」
翔「のんちゃんの誕生日の時に、カズが余りにも締まりのない顔してた時だよ。ちなみに智くんはね『一番乗り……アノカズが……』ってちょっとショックを受けた感じで言ったんだよ」
雅紀「さすが翔ちゃん!」
潤「ホント、翔さん良く覚えてんね? スゲぇよなぁいつも」
カズ「ホントだよね? イイですよ。俺をダシに話が盛り上がるんなら。それにしても……翔ちゃんもなかなか言うよね? 締まりの無い顔って……」
智「翔ちゃんだって……いつも『良い子』でばっかいられないよね? で? カズは何が『うふふ』?」
翔「智くん……」
大野さんもスゲぇ人……ですねぇ。一見さ、ぼーっとしてる様で……今みたいにさ、人の事ちゃんと見てくれてて
ふとした折にそれを言葉にしてくれるんだよね……
翔ちゃんと大野さんのお互いへの信頼……時に羨ましくなる位なんだ
相葉さんと潤くんも一瞬ゲッ! って表情して……ケド直ぐに
雅紀.潤『何なにがあったの?』
話を聞きますよ? って、こちらに関心を寄せてくれてる表情してさ
ホント仲間に恵まれてるよね…… 俺