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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第73章 可愛い過ぎて…~K~


 大事を取って三日間の入院の後、退院したのんちゃん

 りん『せめて一週間は(本日.日曜)実家に……』

 と強く望んだお義母さんの為に、戻って来たんだけど


 のんちゃんの自室のソファに横にならせて、毛布を掛けて……


 男のロマン…… 膝枕っと

 頬を桜色に染めての


 のん「カズくん! 恥ずかしいよ……!」


 抗議は無視(^_^)


(可愛いな)


 なんて……想いながら

 のんちゃんの髪を一房指に絡めてクルクルしたり

 髪を鋤いたり、頬を撫でたり……

 のん「カズくん! もう! 明日から会社でしょ? 早く帰って体、休めないと……」

 カズ「うん、分かった……って言う訳無いでしょ? のんちゃん! 泣く位なら言わないの!」


 大きな美しい瞳をうるうるさせて

 頬っぺた桜色に染めて……


 可愛くねぇ事言ってさ……照れ隠しでしょ? 


 のん「だって金曜日も……」

 うん、のんちゃん先週の木曜に倒れちゃったからね……

 金曜日は有給取って会社休んで。土.日は一緒にね


 カズ「のんちゃん、マジで大丈夫だから。明日迄休みをね? 火曜日からまた、カズくんバリバリ働きますよ!」

 のん「カズくん……」


 そう呟くと……

 のんちゃんは、クルッと俺のお腹に顔を埋めて嗚咽を……

 カズ「……アハハ! っのんちゃんっ! 擽ったい! 可愛いお顔隠さないでコッチ向いて! ね?」

 のん「やだもん!」


 カズ「……で『やだもん!』て言う可愛い抗議受けてたら……この空気の読めないミラクル相葉さんが!」


 スゲぇ良い雰囲気だったのに! 

 デッカイ! ノックともに

 ミラクル相葉さんが部屋に入って来てさ……



 雅紀「俺は悪くねぇよ! 着替えたら軽い退院祝いって! 約束の時間になっても降りて来ないから! 呼びに行ってやったんだろうが!」

 翔「成程……それでカズちょっとご機嫌斜めで、のんちゃんは恥ずかしくて頬が真っ赤なんだ! (笑)」

 カズ「恥ずかしい? 何で?」

 潤「聞いてるコッチが恥ずぃんだけど……」

 智「ま。カズの気持ち分かんなくないけどな……」



 大野さんの言葉に頷く翔ちゃん.相葉さん.潤くん……














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