第2章 粘着質系男子の15年ネチネチ(中編)
6年目には体を壊した。
それでも君に書き続けたポエムは2千を超えたよ。
まぁ、書きすぎた結果体を壊してしまったけど、君に送りたい言葉はまだまだあるから、これからも増え続けるだろうねぇ…
体を壊したのは探偵社に入ってすぐだから国木田くん辺りが慌てて面白かったなぁ。
まぁ、これくらいで驚いているならこれから先大変だねぇ。
私が自殺嗜好ということもあるが、
よく考えてみたら、折れた事の無い骨が無い。
壊してない内臓が無かった。
きっとこの事を君に言ったら、
「治らしいね。」
なんて言って、綺麗に微笑んでくれるんだろうね…
あぁ……久しぶりにその微笑みが見たいな…