第28章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜後編
火神「先輩、ちょっと頼みが…」
日向「ん?」
火神「青峰と差しでやらせてくれ…です」
その言葉に全員息を飲んだ
小金井「差しで!?3人がかりでも止められない、化け物だぞ?何か勝算あんの?」
火神「いや、ないっす…けど、やる!今さら“キセキの世代”相手に一人で勝とうなんてつもりもないし、もしそれがチームの勝利の為なら喜んでベンチにだって入る!それでもアイツだけは俺が一人でやらなきゃダメなんだ!」
は立ち上がり、火神の目の前まで行く
火神「…」
『そこまで言うなら任せる。だけどな仲間を頼る事を忘れるな。俺がサポートするからよ。絶対勝つぞ!』
ニッと笑ったに火神は静かに頷いた
黒子は青峰の言葉を思い出した
青峰「俺の欲しいもんは、ぜってー見付かんねぇ…俺に勝てるのは俺だけだ」