第6章 海常高校と練習試合
「同点!?」
誠凛の追い上げに、客席は驚きで湧き上がり歓声を上げる
途端、黄瀬の雰囲気が一気に鋭利さを増した。
それに気付いた黒子と大我とは、バッと振り返って驚愕に顔を歪める
あっけなく抜かれた黒子は後ろからボールを奪おうとしたが、その手は空を切る
火神「(はえぇ!!なんだよ、あの動き…黒子まで見切ったっていうのかよ!?)」
動きが遅れた火神逹は抜かれてしまい、息をつく暇もなく点を取られた
黄瀬「俺は負けねぇスよ。誰にも、黒子っちにも!!」
日向が汗をぬぐいながら、覚悟を決めたように言った