第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
景虎は嬉しそうに中谷の肩を叩いた
景虎「おい、久し振りだな、マー坊。アハハハ!」
中谷「頼むからうちの生徒達の前でマー坊は止せ……」
秀徳の大坪達は驚いたように中谷達を見る
大坪「(マー坊……)」
宮地「(マー坊……)」
木村「(監督の知り合い?)」
高尾「(今度どさくさに紛れて呼ぼう)プッククククッ……」
まぁ、ただ一人高尾を除いてだが
中谷「それより、何でこんな所にいるんだ?虎」
中谷に問われた景虎はんー?と一瞬中谷を見て、すぐにコートを見る
景虎「いや、何。ちょっとな?教え子の試合見に来ただけだ」
中谷「!誠凛か……」
景虎「あぁ、まぁ教え子つっても1ヶ月足らずだけどな」
そういう景虎に中谷はジッと見る