第24章 誠凛VS霧崎第一
『真だから言ってんだ。お前は一度した契約は守る奴だからな。可愛い所あるから憎めないんだよな』
俺はワシャワシャと真の髪を撫でる
花宮「おい!止めろ!」
『とか言って。嬉しいくせしてよ』
霧崎第一「(あの花宮が完璧にペースを崩されてる…)」
は撫でるのを止めると、ポケットからある物を取り出す
『おら』
花宮「あ?何だこれ?」
『ストラップだ。見て分からねぇ?』
花宮が視線を落とすと、そこにはとても美しい輝きを放つ少しだけくすんだ緑色の玉が付いたものとその下に小さく折りたたんだメモ用紙
『お前らのイメージの色にはピッタリだろ?真お前はキャプテンで監督だ。霧崎第一を1人で引っ張るしかない。だけど…辛くなったら電話して来い』