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バスケと男装少女

第24章 誠凛VS霧崎第一


『あっはは!さすがは天才と言ったところか。真』

リコ「え?」

『あぁ…“無冠の五将”とか関係なく頭の方だ。真は凄く賢い。勉強しなくても模試は常に上位。真は1度見た試合は完璧にトレース出来ます。それを元にチームの動きを解析してしまうんです』

俺は自分の頭に人差し指をコツコツと当てて説明する
監督はハッとしたようにコートを見る

『俺達のスタイルはハイレベルのパスワークを基本としたチームバスケット。全員が常にフロアバランスを見て、効率の良い最良の選択をする。だが、それが罠になる。真は相手の攻撃パターンを全部読みきってボールを奪います』

そこまで言うと監督は驚き言葉を失う
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