第21章 誠凛VS秀徳
『へぇ…楽しそうだ。いいぜ?その賭け乗ってやる』
花宮「いいのか?そんな簡単に乗っちまって」
『あぁ、構わねぇな。こっちも負ける気はサラサラ無ねぇからな』
お互い睨み合いながら自身を賭ける
『じゃあな』
俺は真の横を通ろうとするが、バンッと顔の近くに真の両手
『…んだよ?まだなんかあんのかよ?』
花宮「どうしてお前は…」
『あ?んだよ?』
続きが聞き取れなかった
花宮「何でもねぇよ!バァカ!」
真はそう言って去って行く
何がしたかったんだ…アイツは…
花宮が小さく呟いた言葉
花宮「どうしてお前は…すぐに俺の傍から離れてどっか行っちまうんだ…」
その言葉はの耳には入らなかったが…何処か悲しさが篭っていた