第20章 ウィンターカップ予選
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ところ代わり
将棋の駒が宙を浮く
王将、と、桂馬と書かれた駒を歩きながら片手でパンッと取り、声もなく小さく笑みを浮かばせた赤司がいた
赤司「待っていろ、──」
その後に続く言葉は掻き消された
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リコ「みんな良い!もう一度ウィンターカップで私達がやることを確認するわよ!」
ホワイトボードを出して監督と俺は全員に説明する
リコ「予選出場校は8校!この内2校がウィンターカップ出場権を獲るわ!」
『今日の試合でまず4校に絞られる。その4校でリーグ戦をやり、上位2校がウィンターカップ出場となります』
ホワイトボードに貼られた紙を先生達が良く使う指し棒で指しながら説明する