第20章 ウィンターカップ予選
俺は監督の家で選手達の伸び具合を見ていた
リコ「ん?」
『どうかしたっすか?』
リコ「君、ちょっと」
二人で玄関に出ると日向先輩がいた
リコ「何?急に話したいなんて…予選直前になって腰引けちゃった?」
監督それは直球すぎじゃねぇ?
日向「んな訳ねーつっの!…あれ?も一緒か?」
『あぁ、はい。試合前は監督と一緒に作戦を考えたりとかで泊まらせてもらってるんです』
そういうと日向先輩は少し驚きながらも笑いながら頷いた
日向「そうか…つか…」
日向先輩の視線は監督と俺の髪へ…フワリと風が吹いた
日向「髪…伸びたな」
リコ「まぁね、願掛け!全国大会に出るまで切らないことにしたの。ロングになんかさせないでよ?鬱陶しいんだから」
『確かに…』