第19章 少女のとある1日
"男"の格好をしていた時はイケメンだったのに、いざ蓋を開けてみたらどうだ
そこには美人がいた
銀髪のウルフカットに青眼の美女だ
「これはメイク要らずね!リップくらいかしら!」
「衣装もワンサイズ胸元だけ大きいのにしましょう!」
「髪の毛はどうする!」
本人はひたすらやられてるだけだ
『(早く解放してくれ)』
それだけがの気持ちだった
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そして出来上がったのは素材そのままで、服は黒いワンピースに黒の長い手袋
銀髪ウルフカットを生かした"黒の花嫁"の誕生だ