第18章 ストリートバスケは大波乱!
俺は彼女を人気の無い路地裏まで連れ出した
氷室「俺はどうやら君が気に入ったようだ」
『…はぁ?』
訝しげに見る目は真意を見抜こうとしているのが分かる
『生憎俺は貴方の事は気に入ってねぇ。お引き取り下さい』
氷室「あれ…」
俺は自分でも分かるようにイケメンの分類に入る筈だが、には何一つ効かなかった
『…はぁ…何を根拠に気に入ったとか言ってるか知らねぇけど…お前、かなり女の子と遊んでるだろ?』
氷室「なんでそれを…」
『見れば分かる事だ。女性慣れしてるかしてないかは…でも残念…』
彼女は俺の耳にそっと近付いた