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バスケと男装少女

第18章 ストリートバスケは大波乱!


『マジで…苦しい…』

はっはっと息を吐き出す
犬みたいじゃねぇ?俺…

氷室「あ、ごめん…」

『ゴホッ!殺す気か!?』

力が緩められてから文句を言う
腕はまだ少し痛みで上手く動かせない為、キッと睨みつける

氷室「…誘っているのかい?」

『はぁ?』

ペタリと張り付く髪を掻き揚げる

『誘っているって何をだよ?バスケか!?』

氷室「……ふふ、は変わらないね」

『あぁ!?馬鹿にしてんのかよ』

普通にバスケかと思っただけだろ
舌打ちをして辰也から距離を取る
が、何故か腕が剥がれねぇ!
何なんだよ!
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