第17章 決勝リーグ準々決勝〜海常VS桐皇〜
頑張っても立てない涼太はガンッと床を殴った
それを見ていた大輝は何も言わずに、笠松さんが涼太に手を差し伸べた
「98対110で桐皇学園高校の勝ち!礼!」
全員「ありがとうございました!」
スゲーかっこよかった……
そして思った……
負けられない!
火神「(再確認したぜ、これが“キセキの世代”)」
伊月「(冬にまたこんな奴らと)」
土田「(勝てるのか?)」
日向「(いや、勝つ!)」
とは言え……まだ差がありすぎる
今よりもっと強くなければ
リコ「いつまでも呆けてらんないわ!早く帰って練習するわよ!」