第17章 決勝リーグ準々決勝〜海常VS桐皇〜
大輝は目線のフェイクは入れねぇ
パスは一見意表をついた選択だけど、逆に言えば大輝の動きにない一番予測されやすい選択になる
大輝のバスケは仲間を頼るようには出来てない
海常はどんどん点を取られていく
そして大輝がダンクを決めようとした所で涼太が止めに入った
涼太の敗因はまだ力が足りなかっただけ
それだけだ
涼太は押されボールはゴールに入った
そこでブザービーターが鳴り響き、試合終了
98対110
「試合終了!両チーム、整列!」
立ち上がろうとした涼太は立てずに手をついた
やっぱり足に完全に来てる
“キセキの世代”のコピーは並外れた負荷が掛かる