第15章 帰ってきたゴール下!
同時刻──
黒子「あの……」
黒子は一人練習している日向に声をかけた
驚いた日向はボールを投げ、そのボールはゴールポストに当たり落ちた
日向「はぁ?いや……限界って。それよりそのあと何つった?」
日向は少し怒ったように黒子に問い掛ける
黒子「僕はこの先、誠凛の足を引っ張るだけです。だから木吉先輩をスタメンにしてください」
日向から視線を反らした黒子は下を向いた
日向「……たく、珍しく話し掛けてきたかと思えば……調子こくな!ダァホ!」
ベシッと黒子の頭を叩く
日向「スタメンから外せだ?ベンチの奴等のことも考えろよ!んなもん、お前が言うな!言うならこっちから言うわ!」