第13章 少女の過去
『さつき…怒るのは分かったけど…声のボリューム落とせ…!耳が痛ぇ』
桃井「知らないわよ!どれだけ心配したと思ってるの!?」
耳がキンキンしてきた…
『いや、マジで悪かったって…だからボリューム落とせ…』
桃井「絶対分かってない癖にー!」
『あー!もう!』
キャンキャン怒るさつきを抱きしめた
桃井「く…ん?」
『本当にごめん、悪かったと思ってるから。だから機嫌直してくれねぇか?な?』
桃井「はぅ!…もっもう…今回だけよ!」
これで耳が痛くなくなる
全員「(さすが王子と呼ばれるだけはあるな)」