第12章 インターハイ予選〜秀徳戦〜

火神「動くどころか立つことすら出来ねーっす」

リコ「でもいつまでもここにいるわけにもいかないし……取り合えずどっか一番近い店に入ろうか？火神君は誰かおんぶしてって」

『俺が運びます』

リコ「え!?流石に君には無理よ！」

『いや、大丈夫っす。多分じゃんけんでテツが負けて途中転けて大我がドロドロになるのが目に見えてるっすから』

全員「(なんでそこまで分かる!?)」

『ん、乗れ』

俺は大我に背を向ける

火神「いい！自分で歩ける！」

『へぇ？んじゃあ姫抱きで行くか？』

火神「いやでも…！」