第12章 インターハイ予選〜秀徳戦〜
『少しだけ時間欲しいっす』
スクールバックから毛布を取りだし大我にかける
リコ「え……」
『これで大丈夫だな』
全員「(何で毛布が出てくんの!?)」
日向「(聞いて良いのか?)」
全員がそんなことを思ってるとは思わずに、俺は伊月先輩のマッサージを続ける
『どうっすか?』
伊月「ありがとう、だいぶ楽になったよ」
その言葉に微笑み水戸部先輩の所に行く
『……え?あの毛布っすか?』
頷く水戸部先輩
『もしかしたら"誰か"倒れるかもと思って出来る限りの物を持って来たんっすよ。毛布があれば体も暖まるっすからね。変っすか?』
苦笑しながら言うと水戸部先輩はニコッと笑って否定してくれた
因みに誰かを強調した事にテツはビクッとしていた