第35章 洛山高校VS誠凛高校!
『ふっ…くっ…』
ポタリ、ポタリと雫が体育館の床に落ちる
それは汗が涙か
高尾「え、泣いてるの?」
『ははっ、泣くわけねぇだろ?汗だよ、汗』
精一杯のの強がり
『あれだけの運動した後なんだ。汗も流れるさ』
日向の代わりに怒号を飛ばし、リコの代わりに励まし、策を練り、誠凛を優勝にまで持ち込んだ
赤司「。お前の言葉に一つ訂正だ」
『あ?何だよ?』
赤司「…いつか言ったな。“俺達キセキの世代が眩しい”と」
『あぁ…』
赤司「俺達にとって、お前が1番眩しいんだ」
真っ直ぐ前だけを見て、勝利をものにする為に練習する姿は“キセキの世代”だけじゃなく、ここにいる全員が励まされた