第10章 インターハイ予選
リコ side
『……』
怒りが収まらないのかイライラしながらノートに何かを書いている君
何だかんだ言いながらマネージャーしてくれて正直助かってるのよね
リコ「何してるの?」
『…あ?…あっすみません。多分この試合勝つって分かっていたんですけど次の対戦校のデータを纏めていて』
リコ「データを?」
そう聞くと頷いて睨み付けるようにコートを見つめる
『多分この先俺とテツが出るときは……』
その言葉を遮るようにブザービーターが響き私達誠凛が勝った
それからはビックリするほど順調かも
そして君の言葉通りに君と黒子君は温存出来ていた
リコ side終