第34章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
赤司「このまま才能の“開花”が進めば…俺は…」
『征十郎…』
赤司はグルグルと同じ考えが回る中、の穏やかな声が聞こえて来る
赤司「すまない…」
『あぁ…良いって。良くやってるよ、征十郎。征十郎はどうしたいんだ?』
赤司「俺は…皆とバスケがしたい」
そう、“開花”していく“キセキの世代”だが、その根本は皆同じだ
『そうだよな。俺もそう思ってる』
赤司「は…どうして何度も辞めようとしたんだ?」
その問いかけにはうーんと考え込む
『…お前らがあまりに眩しくてな』
ただ好きな事に没頭出来、真っ直ぐ前だけ見る姿がにはとても眩しく感じた