第34章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
青峰「そっかー…やっぱ灰崎は辞めちまったか。じゃあしょうがねぇな」
黒子「少し冷たくないですか?」
青峰「お前とが言ってダメだったんだろ?ならしょうがねぇとしか言い様がねーよ」
それを聞いていた緑間が口を開く
緑間「灰崎はプライドの高い奴だ。俺達や先輩が言ったところで逆効果しかならなかったはずなのだよ」
黒子「ですが…」
虹村は溜め息を吐いた
虹村「たく、いつまでも甘いこと言ってんな。お互いチームメイトであると同時に競走相手だ。いつから人の心配ができるほど偉くなったんだ?振り返ってる暇があるなら走れ!」
『虹村先輩!俺だけ何か練習メニュー辛くないっすか!?』
虹村「お前は“化け物”だからこのくらいやってのけろ!」
『化け物扱いはヒデェっすよ!この傍若無人!鬼!ハゲ!』
虹村「禿げてねぇよ!」
虹村とはあの一件以来絆が深まり、練習中でも言い合いをしながら互いを高めていた
黒子は灰崎がバッシュを捨てようとした時に止めたの顔が蘇った