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バスケと男装少女

第34章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~


青峰「チームに必要ない選手なんて居ねぇよ。例え試合に出られなくても…誰よりも遅くまで練習してる奴等が全く無力だなんて話があってたまるかよ!」

『……まぁ…俺はテツが“後悔”しないならいいと思うけど』

2人はその言葉に顔を上げた

青峰「諦めなければ必ず出来るとは言わねぇ。けど諦めたら何も残んねぇ!」

すると後ろから声が掛かった

赤司「青峰」

青峰「赤司…」

そこには赤司、緑間、紫原が歩いて来ていた

赤司「最近見ないと思ったら…こんな所にいたのか…」

青峰「あぁ、向こうの体育館は人が多いからいつも3人で練習してたんだ」

赤司はその言葉に疑問を持つ

赤司「3人…?」

赤司が目を向けるとそこには黒子の姿
は壁際に寄り掛かっていた

紫原「あれ?こんな人いたっけ?てか、1人しかいないじゃん…」

青峰「あ?………おい!こっち来いよ」

『めんどくせぇ』

嫌そうなを青峰は引っ張って行く

赤司「!」
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