第34章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
『よろしくお願いします』
あのハードな練習に汗一つ、しかも息切れもしていない
“女”である事と“バスケット協会認定書”がある事に一軍に上がったことにざわつきが広がる
それは同じく一軍に上がった4人もだった
「“女”が一軍!?」
「どういう事だよ!」
不平不満も出るが、それでもの実力は認められるものだった
「“女”でも容赦しないからな」
『望むところっすよ!つーか、あんま“女”を連呼しないで下さい』
そう言ったは嫌そうに腕を摩るが、銀髪に青眼は勝気で強気だ