第31章 灰崎登場
ざわざわと会場がざわめく中、黄瀬が声の方を見つめると、驚いた様に目を見開いた
黄瀬「っち、黒子っち…」
自分が尊敬している黒子と心から好いているが真剣な目で訴えている
信じていると、絶対勝つと…
黄瀬は静かに笑った
灰崎はその様子を横目で見ていた
黄瀬「ショーゴ君さ、勝つ前に言っとくけど」
キュッとバッシュの音が響き黄瀬が立ち上がる
黄瀬「勘違いしてるよ?あの子のこととか…勝手に付きまとって彼女名乗られて、ウンザリしてたんスよ正直…プライド高くて自慢話ばっか…モデルと付き合ってるってステータスが欲しかっただけなんスよアレは…見た目で群がって来る馬鹿女達を1人取ったくらいで調子に乗ってんじゃねぇよ!」
ニッと笑った黄瀬と灰崎
笠松「黄瀬!」
ボールは黄瀬に回る
「戻れ!」
灰崎「テメーにはもう何もねぇ!残りカスなんだよ、リョータ!」