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バスケと男装少女

第31章 灰崎登場


『チッ……』

はあからさまに不機嫌に舌打ちをして灰崎の後ろ姿を睨んだ

氷室「何でここに来たんだ?タイガ」

暫しの沈黙の後、氷室がポツリと火神に呟いた

火神「あ、おう……はぁ……悪、また今度話すよ、必ず」

氷室は火神を真っ直ぐに見つめたまま何も言わなかった

火神「黄瀬!負けんじゃねーぞ、絶対!」

黄瀬「当然っス!」

『……マジで勝てよ』

黄瀬「っち……!めちゃめちゃ頑張るっス!」

黄瀬の変わりようには呆れながらも頷いた

───────

皆と別れて火神とは二人っきりになった
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