第31章 灰崎登場
日向「いや、あ?じゃねーだろ!」
『あぁ…すみません。あー…とそうっすね』
日向先輩達めっちゃ怖い
ていうか何話せばいいんだよ?
記者「選手兼マネージャーなんて大変じゃない?」
『大変っすね』
日向「いや、会話続けろよ…」
会話続けろって言われても…
『んー…。まぁ、大変ですけど楽しいっすよ。バスケが好きなんで』
記者「大体の作戦は君が考えたって聞いたし、火神君と君のダブルエースだから僕らもヘトヘトだったよ」
『…はぁ。俺はあくまで“可能性”として話しただけっす。それを実現して勝ち上がったのは大我とテツの光と影のコンビ。そしてそれを支えた全員の力です』
そう言うと記者は感心したように俺を見つめる