第30章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
紫原「矛盾ばかりで、神出鬼没で、鈍感で!しかも天然で!」
なんでここまで言われなきゃいけねぇんだよ?
めっちゃグッサグサ刺さるんだけど
紫原「なのにちんが憎めない俺自身が大ッ嫌い!」
『おっおい!?敦!いきなり自分を責め出すな!対応しずれぇだろうが!』
なんでこう“キセキの世代”って自分を嫌いになりやすいんだよ…まぁ俺も人の事言えねぇけどさ…
紫原「その声も、仕草も、態度も、どこか飄々としてるのも!憎めない!」
『褒められてるのか、貶されてるのか分からねぇんだけど』
紫原「貶してるし!」
『敦は俺の事を傷付かない人間とでも思ってんのかよ?』