第30章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
『敦。お前はバスケが好きだったんだな』
紫原「好きじゃないし!嫌いだし!あんな汗臭いばかりでフェアじゃないスポーツ!」
泣きながらそう訴える敦の体を抱きしめる
『いいか、敦?本当に嫌いだったらゾーンには入れないし、悔し涙だって出ねぇよ』
大きい体をポンポンと叩く
紫原「勝って…ちんと一緒にお菓子食べたかった〜!」
『動機が不純なんだよ…たく。ほら、まいう棒と敦が前好きだって言ってくれた俺特製のキャンディー』
それを見せると泣きながらも笑顔になった
くそ…“キセキの世代”って何でこうも犬っころみてぇな奴が多いんだよ!