第30章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
紫原「正直ビックリしたよ…まさか今大会初失点が黒ちんとはね…」
黒子「そうですか、じゃあ以後気を付けてください」
それを見ていた桃井は、ポカンとしながら呟いた
桃井「すごい…あれが大ちゃんと君の特訓の成果?」
青峰「ちげーよ、俺はただ教科書通りのフォームを止めさせただけさ…」
黒子は特殊なパスを極めた為にシュート時にも掌を使ってしまう
だからフォームの方を変えた
桃井「フォームを…」
青峰「だが、それを必殺技にまで昇華させたのは……」
チラリと青峰はベンチに座るを見る
青峰「と、テツ自身だ」
「来た!陽泉の攻撃!」
ボールは福井
福井「(基本はマンツー。俺にはコイツがついてる。劉に7番、氷室には4番と11番のダブルチーム。そして……)」