第29章 アレックス登場
リコ「はぁ…にしても反省だわ、もっと早く気付けた筈なのに…君もだけど黒子君も鉄平も同じこと言おうとしてたよね。さすが全国経験者は違うわね!」
黒子「いえ、ただ知ってたなら出来れば叩かないで欲しかったですけど」
黒子は無表情(紅葉付き)でリコを見つめた
リコ「いや、ついノリで!ゴメン」
リコは両手を合わせて謝る
伊月「落ち着いて1本!」
ボールは伊月から水戸部へ
水戸部から木吉へ渡る
木吉はジャンプシュートで入れた
ピーっとホイッスルが鳴り、全員紅葉が付いた顔で応援する
その後も誠凛が押して
第4Q終了
得点は83対77で誠凛の勝利
全員はガッツポーズして喜んだ
アレックス「(正直ヒヤヒヤしたが…良かったな)」
誠凛高校、ウィンターカップ2回戦突破
そして“キセキの世代達”もそれぞれ3回戦進出を決めていた
続く4日目…3回戦
第3Q62対70
残り1分
そこで黒子と火神が交代で入る
そして87対82で誠凛の勝利
日向「よっしゃー!」
伊月「準々決勝進出だー!」
そして同じく予選3回戦では前代未聞の事態が起きていた
81対0で陽泉高校の勝ち