第29章 アレックス登場
やっぱり全員は苦笑い
アレックス「大学で先行してたし、タイガとにも習ったからな」
相変わらずフリーダム
伊月先輩はペラペラと雑誌を捲ってピタリと止まった
伊月「いた!アレクサンドラーガルシア。向こうの大学バスケの秀チャンピオン!その後WNBAでプレイしてる!」
「WNBAって女子のプロ!?」
「マジで!?」
アレックス「もう引退したけどな」
アレックスさんは目を閉じてサラッと言った
木吉「え?」
アレックス「病気で視力が著しく落ちてね。今は小さなクラブチームのコーチとしてバスケを教えてる」
リコ「それで何で日本に……」
『あぁ、気になるところだ』
俺と監督がアレックスに近付く