第3章 ○曜日
足を抱えて、腰を掴んで、トロトロの奥まで突き上げた。
美咲の体が熱い。中はもっと熱かった。
「はぁっ・・・やっ!んあっ!」
ベッドがギシギシ軋む音と、美咲の喘ぎ声。
「大貴さん・・・。」
美咲は時々俺の名前を呼んで、腕とか肩を掴んで来る。
「気持ちいい?」
湧いた頭で尋ねると、美咲が少しだけ微笑んだ。
「うん・・・!彼よりっ、上手・・・!」
興奮とか、そういうのを超えた気がする。
「好き!」
そんな事言われたら、誰だってこうなると思う。
胸がいっぱいで、張り裂けそうで、あぁ、もう、美咲・・・!