第2章 後輩→大切な人
ー健永視点ー
父「娘をよろしく」
健永「はい」
俺の横にいるはきらきらした笑顔を見せた。
気持ちを伝え合ったあの日から、色んなことがあった。
喧嘩も沢山してきた。
その度に何度も何度も気持ちを確かめあった。
まるで赤い糸を結ぶ様に………
が隣を歩くだけで、世界が鮮やかに見える。
この先もずっと2人で歩いて行きたいから
改めて今、想いを伝えるよ。
健永「、大好きだよ」
ほんのりピンク色に頬を染め、は笑顔で答えた。
「私も…………大好き」
君がくれたこの温もりが、ふわっと胸の中に広がった。
の笑顔は、どんな宝石よりもきらきらと輝いていた。
ーendー