第10章 後日談ーデート編ー前ー
「飛影!それより私あれやりたい!」
「なんだ?」
キラキラと光るのは
「プリクラだよ!撮ろうよ!」
近寄ると何か衣装が並んでいる箇所がある。
「コスプレか〜!飛影、女装でもする?」
メイド服を冗談半分で押し付ける。
「ふ、ふざけるな!誰がそんなもの着るか!!」
流石に女装は嫌だったのか飛影は断固拒否した。
「ハハハハ!嘘だよ、でもプリクラはホントに撮るからね!」
そうしてプリクラを無事撮った二人だった。
出来たプリクラを見て優愛は微笑む。
「よかったこうやって飛影と写真が撮れて…」
プリクラの飛影は笑っていない
けど一緒に写ることが優愛の目的だったから満足のようだ。
ハサミで平等に分け、ゲームセンターを出てくのであった。