第2章 合宿
sids…越前リョーマ
「もうリョーマ様!」
そう言ってベタベタ触ってくる朋ちゃん
正直言って鬱陶しい。
竜崎ならまだ許せるけどあまり関わりないしなって思いながらファンタを飲んだ。
「五十嵐さん!?」
後ろから不二先輩の声が聞こえた。
俺はすぐ立ち上がり後ろに行った。
倒れてる五十嵐。
「もーすぐ着きまッスよね?俺部屋まで運びます」
そう言ってバスが着いたと同時に五十嵐をお姫様抱っこして部屋まで運んだ。
その間竜崎にリョーマ君…って言われながらこっちを見てきたが、俺は無視をした。
きっとあの頃から好きになったんだと思う。一目惚れなんてしないって思ってた。けどあの時おじさんに絡まれてるのを見てイライラしたのはきっと恋なんだろう…
五十嵐を布団の上に寝かす。
しばらくすると目が覚める五十嵐。
「具合どうっすか」
俺は熱があって倒れたと思ってた。
大丈夫だよありがとうっていいながらキョロキョロする。
見ててホント可愛いって思えてしまう俺は重症なんだろうか
触れたい。咄嗟にそう思って
「熱はないね倒れるなんてまだまだだね」
勝手におでこを触ってしまった