第3章 変わらぬ気持ち
裕太「何ひとりで不安がってたんだろうな」
と肩を並べて笑っていれば、心が満たされることぐらいずっとわかっていたはずなのに……
優しい気持ちで、手と手を繋いで歩いて行こうって決めたのに………
裕太「、大好きだよ」
少し驚いた顔をした。
「裕太………」
益々泣き出したの頭をポンポンとした。
裕太「もう泣くなって(笑)」
「だって………裕太が大好きだよって言うから………」
そういえば俺、好きって言葉にした事なかったっけ
裕太「そんなことぐらいで泣くなよ(笑)」
「そんなことって言わないでよ………」
裕太「あー……ごめんごめん。これからはちゃんと言うから」
「ほんと?」
裕太「ほんと、ほんと。だからそろそろ泣きやんでよ」
また不安になったら思い出せばいい。
その手を握る強さ、交わす言葉の温度は、ずっとずっとそのままだって事を……
裕太「せっかく今からデートしようかと思ったのに、泣きやまないと行けないね」
そう言うとは涙をふいて、一生懸命泣きやんだ。
その姿がすごく可愛くて、思わずkissをした。
不意打ちのkissにの顔が赤くなった。
裕太「ほら、早く行くよ」
そう言って玄関に向かった俺の顔もほんのり赤くなっていた。
「あー、待ってよ」
笑顔で駆け寄る。
ほら君の笑顔で、また俺の心が色づいた
ーendー