第5章 「過去の真実」
~???~
ミラドやガジルが居なく……それ以外の人達が集まっていた。
そして、ガチャと開く扉………。
扉から出てきたベレス。
その表情は、とても見ていられない程の怖ろしさ。
それぞれ、息を呑み込む。
「作戦は、失敗したようだな……。」
ベレスの一言に、皆は黙る。
そして、次の瞬間ベレスは不気味な表情をして言った。
「だが、ついに見つけたようだな。では、私の作戦を実行させる。お前達は、私の指示通りに動け。問題は………アイツだな…。」
アイツとは、誰だ?と皆は、疑問に思っていた。
しかし、ベレスの指示は絶対の為、頷く事しか出来ない。
ベレスは、それぞれに指示を出して会議室を出て行った。
皆は、それを黙って見ていた。
「実行は……………明日か………。」
アクチは、ポツリと呟いていた。
「ベレスノ指示ハ、絶対ダ。明日、全テガ決マル。」
ライドは、そう言った。
そして、解散となった。