第16章 初遠征
~ * 遠征 / 加州清光目線 * ~
加州「はあぁぁぁ…俺、主と一緒に居たかったのにぃ」
三日月「ふむ…それはこの場に居る者、残った者問わず…皆が思っている事だと思うぞ?」
知ってるよ…だから不安だし、嫌なんじゃん。
初めて見た時から、俺の主は俺のなの!
なのにさ、こんなに一気に刀剣男士増えちゃうし…正直、俺と主だけで良いのに。
燭台切「褒美…か」
そうだ褒美!!
燭台切、何をお願いするんだろ?
主…俺のじゃ無くなっちゃうのかな?嫌だよそんなの…。
自分でも分かる位、顰めっ面になる。
あーあ…こんな俺、全然可愛くない。
三日月「ふむ…ここいらの資材を適当に持ち帰るか?」
燭台切「ん?あ、ああ、そうだね。出来る限り多く持ち帰ろうか」
俺も持てる限りの資材を集め、本丸への帰路に着いた。