第56章 月輪の神秘（＊）

亀甲「ご主人様のその愛らしい口で、言って欲しいな？」


なんて言って来る。
コイツ…やっぱりＭじゃなくてＳだろ？
かああっと熱くなる頬と、くらくらしだす脳。
私は羞恥から潤む目で、亀甲を見詰めた。


主「……して、亀甲…」

亀甲「ん、何を？」


相変わらずのにっこり笑顔に腹が立って来る…こっちは恥ずかしさで心臓がぎゅっと押し潰されそうだというのに！


主「な、舐め…て。わた、私も…亀甲にあ…愛されたい…の」


自ら下着をずらし、秘部を人差し指と中指で広げて誘惑する。
誘惑したものの、私の羞恥に染まり慣れない事に情けなく下がった眉と潤んだ目を見ると、亀甲は唾を飲んだ。
そして、私の秘部へ顔を埋めていった。


主「んぁぁっ、や…ンンッ…ぅあっ！」


室内に響く水音が、厭らしさを際立たせていた。
蜜壷に舌を滑り込ませ、中で舌をうねらせる。
身悶え身を捩る私の両手を掴み、動けぬ様にした後に淫豆に軽く歯を立てた。


主「う…ぁぁっ！や、きっこぉ…っ！！…ひん！？アアアッ！！」


その刺激で私はいとも簡単に、達してしまう。

そのまま秘部を刺激され続け、私は何度も何度も…亀甲の舌でイかされてしまった。


主「も…やだぁぁっ…きっこぉ…あつ…熱い…よぉぉっ！」