第3章 黒バスキャラに壁ドンお願いしてみた。
ー花宮ー
『ねー、真。壁ドンしてー。』
「あぁ?やだよ」
『えー!してよ、してよ!減るもんじゃないんだし!』
「絶対やらねぇ。」
『もういい!古橋くんにしてもらうもん!』
「はぁ!?ちょっと待てよ!」
ドンっ
「これでいいかよ、バァカ…。」
『…真が照れてる!』
「照れてねぇよ!ちょっと黙れ!」
ー意外に彼氏の方が照れる。
ー紫原ー
『ねー、むっくん。壁ドンして。』
「えー、めんどくさーい。」
『お願い!』
ドンっ
「これでいい?」
『なんか高すぎて思ってたのと違う。』
ー身長差に問題アリ。
ー黒子ー
『ねー、テツくん。壁ドンして?』
「…。分かりました。いきますね?」
ドンっ
『…///。なんか照れるね。』
「そうですか?僕は一花さんの顔が間近で見れて良かったですよ。」
ニッコリ笑う彼。
ー意外に積極的な彼氏さん。
ー青峰ー
『あ、青峰くん。』
「ん、なんだ?」
『か、壁ドンってどんなものか分かる?』
「は?」
…またダチに入れ知恵でもされたか。
ドンっ
『へっ?』
「こういうもんだよ。壁ドンってやつは。」
顔を真っ赤にして俯く一花。
…案外いいかもしれねぇ。
「照れてんのか?ん?」
照れてる一花の顔を覗き込む。
『や、やめて。もういいです、分かったから。』
涙目で懇願される。
…やべっ、その顔結構クる。
ー攻めたつもりが、結局彼女にノックアウトされる。
ー宮地ー
『清志ぃー、壁ドンしてー。』
「何でだよ。」
『胸キュン不足なの。』
「知らねーよ、そんなの。」
俺はいつも甘やかしてるつもりだけど、あれじゃダメなのか…?
『ねぇ、』
俺も山○賢人みたいにならなくちゃいけねーのか!?
『ねぇってば!』
ドンっ
『……。』
「ど、どうなんだよ。」
『…キュンキュンするぅぅうう!!清志ぃぃいい!!』
胸に思いっきり抱きつかれる。
「ぐふっ。」
ー側から見ればただのバカップル。