• テキストサイズ

黒バスキャラに○○してみた。

第27章 黒バスキャラの寝癖を直してみた。




ー青峰ー

『青峰くん、おはよ!』

「あー…、はよ。」

相変わらず眠そうな青峰くん。

今日は寝坊したのか寝癖がついたままだ。

『寝癖ついてるよ。』

「どこ。」

そう言ってだるそうに頭を差し出してくる。

『よしよ〜し。』

「バカヤロウ。撫でてねぇで、早く直せよ。」

『直してるよ。』

しばらく解いてみるが、なかなか直らない。

「…もういーか。」

『ごめん。寝癖強すぎて直んない。』

「あ?まじかよ。」

ーもうちょっと触ってたかったんだけどな。



ー宮地ー

登校中、誰かに頭をポンと叩かれる。

振り向くと寝癖をつけた宮地先輩がいた。

「はよ。」

『おはようこざいます。…先輩。』

「ん?」

『寝癖付いてます。』

「嘘だろ。ちょい直してくんねーか?」

『はい。』

そう言うと、先輩は少し腰を折ってくれたが…届かない。

『先輩、もうちょっと屈んで貰えますか?』

「おう。」

さっきよりグッと近づく距離。

ードクドク鳴ってる鼓動が聞こえていませんように。



ー黄瀬ー

授業中寝ていた彼。

小さく寝癖がついていた。

『涼太、寝癖ついてる。』

「えっ。ちょ、直して欲しいっス。」

彼のサラサラした髪に指を通す。

…やっぱモデルだなぁ。

「一花っち、何ボーっとしてんスか?」

『あっ、いや何にも。…直ったよ、寝癖。』

「ん、サンキューっス。」

そう言っておでこにキスされる。

『へっ?』

「ハハッ。一花っちは可愛いっスね。」

ー心臓に悪いです。



ー緑間ー

放課後、図書室で珍しく寝ている真太郎を見つけた。

近付いて見ると小さく寝癖が付いていた。

しばらく髪を撫でていると小さな違和感を感じたのか、パチっと目を覚ます真太郎。

『起きた?』

目を合わせると、軽く後ずさりされる。

…なんか傷つくんだけど。

「な、何をしているのだよ!?」

『しーっ。図書室では静かに。』

「…質問に答えろ。」

『真太郎の寝癖、直してただけ。嫌だった?』

「べ、別に嫌ではないのだよ。」

ー照れ隠しが下手な彼。



/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp