第21章 黒バスキャラと心理テストしてみた。
ー宮地ー
『今から心理テストしまーす。』
「は?」
『いくよ。』
「ちょっ、待て。」
『あなたの前に花が咲いています。何本咲いていますか?』
「何なんだよ。」
『いいから、答えて。』
「…一本。」
ガバッ
『…大好き。』
「結果を教えろ。」
ーあなたが人生で付き合う人の数。
ー赤司ー
『もしも、テストで0点を取って…、』
「あり得ないな。」
『"もしも"の話だよ!…もぉ、続けるよ?』
「あぁ、すまない。」
『0点を取って、それを友達に見られたら何て言う?』
「見るな。」
『…ブフッ。』
「何がおかしい。」
『それはあなたがキスしている時に言うセリフだって笑』
「…そんなにおかしいなら、」
赤司くんがジリジリと迫ってくる。
『ちょ、ちょっと、赤司くん?』
「試してみるか…。」
ーこの方に聞いたのが間違いでした。
ー黄瀬ー
「今から心理テストするッスよ。」
『よし、こい。』
「あなたが公園でベンチに座っていると、一匹の犬が寄ってきました。あなたはその犬を見て何と言う?」
『んー…。可愛いかなぁ。』
「何か嬉しくないッス。」
『何が。』
ーそれは、あなたが恋人に思われてる事。
ー虹村ー
『先輩、今から質問するので答えてくださいね。』
「おう。」
『あなたに水がかかりました。それは体のどこ?』
「顔。」
『それはあなたが自信を持っているパーツです。』
「……。」
『だ、大丈夫ですよ!間違ってないですし!』
「そう思ってんなら、ニヤニヤしてんじゃねぇよ。」
ーイケメンですが何か?
ー日向ー
『今から心理テストします。』
「お、おぅ。」
『では質問です。あなたの前に100本の薔薇があります。そのうち何本をドライフラワーにしますか?』
「何本って…、20本くらいか?」
『…ファイナルアンサー?』
「い、いぇす。」
『…ごめん、順平。』
「何がだよ。」
『それはあなた自身のルックスに対する点数です…。』
「……。そ、そうか。」
『ほんとに、ごめん!私にとったら順平が一番かっこいいから!!』
「慰めはいらねぇよ…。」
ー本心なんだけどな。