第17章 黒バスキャラの膝を借りてみた。
ー宮地ー
部室でのミーティング。
『あの私の席がないんですけど…。』
「高尾ちゃんのお膝空いてるぞ☆」
『誰が座るか。てゆうか座るなら宮地先輩の膝がいい。』
ちらっと先輩を見ると、目が合った。
「ん、座るか?」
…!
『あっ、そ、その。…じょ、冗談です!ごめんなさい!』
「何この反応の差。すげームカつく。」
ーまさかのOK。
ー黄瀬ー
「一花っち、ちょっと来て欲しいッス。」
『何ー?…きゃっ!』
一花っちに抱き着いて、膝の上に乗せる。
『な、なに急に。』
ちょっと顔が赤い一花っち。
「あれ、照れてんスか〜?」
『調子に乗るな。』
ペシッ
「いたっ。」
ーまだまだ尻に敷かれてます。
ー青峰ー
「なぁ、一花。」
『どうしたの?』
「ここ座れ。」
俺に背を向け座る一花。
「ちげーよ、こっち向きだ。」
一花の体の無理やりこっちに向かせる。
コツッとおでこ同士を合わせ
『構って欲しいんだ。』
「…うるせーよ。」
ーツンデレな彼にはとことん付き合ってあげましょう。
ー笠松ー
『幸男ー。膝座らせてー。』
「いい、嫌だよ!ってか、女がそんなこと言うんじゃねぇ!」
『うるさい!』
そんな幸男をソファに座らせて、その上に乗る。
「なな、何やってんだよ…!」
慌てる彼の首に思いっきり抱き着く。
「お、おい…!」
『…たまには甘えさせろ。』
「…お、おう。」
ー二人っきりの時間を大切に。
ー緑間ー
『真太郎ー。』
「何だ?」
『ぎゅうして。』
すると、真太郎は少し手を広げ
「…こっちに来い。」
『真太郎〜…!』
ぎゅぅうう
「く、苦しいのだよ。」
『大好きぃぃ!』
「…///。」
ー気恥ずかしくて"俺も。"とは言えない。