• テキストサイズ

染井版 夢松短編〜中編集

第3章 ギークと幽霊夢主の話


そこには、なまえだけでなく、両親の名前も載ってた。

チョロリー「僕も確認したときびっくりしたよ」

カーラ「こんな偶然、あるんだな……」

次に当時の卒業生全員の家を回ろうかと思ったが、先に両親に聞いてからの方が近道できそうな気がした。

カーラ「父さん、母さん、なまえって女の子が学生の時にいなかったかい?」

父「なまえ?懐かしいな」

母「確か、転校生だったけど急にいなくなっちゃったのよね。自殺なんて噂まで流れちゃって……」

両親も聞いたことあったのか。

カーラ「そのなまえさんなんだけど、誰かにいじめられたとかなかったか?」

母「いいえ、あ、でも……学校の王子様が彼女のことを好きってわかってからはみんなの扱いが変わってたわ」

カーラ「王子様?」

母「学校で1番モテたものすごいイケメンよ」

父「ほとんどの女子は彼のことが好きだったみたいだからな。でもあいつは

カーラ「ありがとう!」

よし、その王子様に会えば何かわかりそうだ。
/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp