• テキストサイズ

染井版 夢松短編〜中編集

第1章 百々目鬼チョロ松と夢主の話


それにしても君、本当に綺麗な姿をしているよね」

嘘でしょ……目を潰す存在の正体。

「と……百々目鬼?私の、目を、つ、潰すの?」

「あーまたその話?僕そこまで残酷じゃないよ。

あれは僕の見た目を怖がった人間がばらまいた嘘だよ。

それに君の目を潰したらその美しい顔が台無しだ」

チョロ松さんは微笑みながら私の頬に触れた。

なんだか冷たい。それなのになぜか逃げられない。

「ねえ、せっかくだから遊ぼうよ」

「え……」

この誘いに乗ったら二度と引き返せない気がする。


私は……
/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp