• テキストサイズ

君の声で

第12章 言えない言葉









握りしめていた携帯から音が鳴ると、そこに表れたのは彼の名前。







メール画面を開くと



『ごめん、明日行けなくなった。また連絡するね』



それを見て、少し安心する自分がいた。







明日彼から、本人の口から現実を聞くのが恐かったから。




『ずっと応援してるから』




そう返信して、自分の気持ちを閉じ込める。



今日からまた、本当の" 幼馴染 "に戻るんだ。









/ 134ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp