第2章 ザワつく校内
ざゎ・・ざゎ・・・ざゎ・・ざゎ・・・
「おい、聞いたか??」
「バスケ部の赤木が赤髪の1年にやられたってな?」
そんな話が校内で飛び交う
『……(赤髪……絶対花道じゃない…何してるの?)』
そんなことを脳内でつぶきながら
HRが来るのを待っていると
「おはよう凪!って…アンタどうしたの?朝から」
『あ、彩ちゃん…おはよう(苦笑)…赤木先輩…大丈夫?』
「朝からみんながその話ばっかりねー(笑)何でも赤髪の1年が道場破りみたいなことしたらしいわよ〜(苦笑)直接は見てないけど」
『その1年って…多分私の弟…』
「へえーそうなの………………って!凪!アンタ弟居たの?!」
『赤髪の1年なんて…弟以外居ないはず…はあっ…馬鹿花道…』
そんな話をしていると
「HR始めるぞー」
先生が教室に入ってきた事によって話は途中で途切れてしまった